【園長の視点】「1ヶ月」で見えた現場のズレ。対話が心のトゲを溶かす理由

こんにちは、佐伯リノです。​

皆さん、ゴールデンウィークはゆっくり過ごされましたか?4月から始まった新年度。全力で走り抜けた1ヶ月の疲れが、少しでも癒やされていれば幸いです。私自身も、色々と考えることや向き合うことがあり、少しブログの間隔が空いてしまいました。また今日から、皆さんと共に歩んでいけたらと思います。

​■「いつの間にか」変わってしまう現場のルール

​先日、保育内容を見直す会議を行いました。新年度にみんなで決めたはずのルールが、日々の忙しさの中でいつの間にか「個人の解釈」に置き換わってしまっていたり、それによって職員間に不満や「きつい当たり」が生まれているという報告を受けたからです。​「なぜ、あんな言い方をするの?」「どうして決めた通りにやってくれないの?」​そんな現場のトゲをそのままにせず、まずは役職者と対策を練り、一人ひとりと「この1ヶ月、どうだった?」と面談を行うことにしました。

​■ 「きつい言葉」の裏側にあったもの​

面談で見えてきたのは、職員たちの「いっぱいいっぱい」な心の内でした。「予定していたことができなかった」「思うように動けなかった」という焦りや不安。それが、周りへの余裕のなさに繋がっていたのです。​もちろん、誰かにきつく当たることは許されることではありません。でも、その理由を知ることで、「ただの攻撃」ではなく「助けてほしいサイン」だったのかもしれない、と気づかされる部分もありました。

​■ 「顔を合わせている」だけでは伝わらない​

その後、全員で振り返りの会議を行いました。改めてお互いの思いを言葉にし、保育内容をどう修正していくかを話し合う中で、ある職員がこう言いました。​「毎日一緒に顔を合わせているけれど、言葉にしてもらわないと気づけないことがたくさんありました」​「言わなくても分かってくれるはず」という甘えを捨て、あえて「思いを発する場所」を作ること。それが、お互いを思いやるための第一歩なのだと、私自身も改めて痛感しました。​

■最後に​

5月に入り、これから暑さも増してきます。ならし保育が終わり、本格的な保育が始まるこの時期は、心も体も疲れが出やすい時です。​だからこそ、一人で抱え込まず、仲間と思いを分かち合う時間を大切にしてください。「お互いを知る」ことが、現場を一番強く、優しくしてくれます。​今日も、体調に気をつけて、一歩ずつ進んでいきましょう!

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