【園長の信念】仕事の「デキる・デキない」より大切なこと。私が昇進に「誠実さ」を選ぶ理由

こんにちは、佐伯リノです。

​仕事をする上で、皆さんが一番大切にしていることは何ですか?効率、スピード、それとも専門性でしょうか。​私は園長として多くの職員と向き合う中で、一つの揺るぎないモットーを持っています。それは、「嘘をつかない、誠実に対応する」ということです。

■「生産性の高い人」と「誠実な人」、どちらを評価するか

​かつて私の職場に、対照的な二人の職員がいました。​一人は、誰よりも仕事が早く、パフォーマンスも高い。でも、誰も見ていないところで掃除をサボったり、「これくらいでいいだろう」と手を抜いたりする、適当さが見え隠れする人。もう一人は、お世辞にも手際が良いとは言えず、生産性は低いけれど、どんな小さな仕事にも真面目に、真摯に向き合う人。​役職に上げる際、私が選んだのは後者の「誠実で嘘をつかない人」でした。

​■ 信頼は「小さな嘘」で一瞬にして崩れる​なぜ、効率よりも誠実さを優先するのか。それは、保育という仕事に限らず、あらゆる仕事の根幹は「信頼」にあるからです。​「一つこれをごまかしたな」「ここは適当に流したな」という違和感が一度でも生まれると、その人に大切な仕事を任せることができなくなります。どれだけ時間がかかっても、丁寧に、嘘をつかずに仕事をする人。そんな「信頼できる人」こそが、組織の土台を支えてくれると私は信じています。​

■ AIに任せるもの、人が守り抜くもの

​もちろん、今の時代、生産性を上げることは極めて重要です。保育業界は効率化に疎い部分がありますが、私はどんどんAIを導入すべきだと考えています。議事録を音声入力で作成したり、事務作業を効率化したりすることで、保育士が「子どもと向き合う時間」を確保できるからです。​しかし、どれだけ技術が進化しても、代替できないのが私たちの「向き合い方」です。「誰も見ていないからいいや」という空気感は、不思議なほど周囲に伝わります。 そして、誰も見ていないと思っていても、実は誰かが必ず見ています。

​最後に​私は、私の前でだけいい顔をする人よりも、見えないところで一生懸命に、誠実に仕事をしている人を評価したい。​自分自身の仕事に嘘をつかず、誠実に向き合う。その積み重ねが、結果として子どもたちへのより良い保育環境に繋がり、自分自身の「保育士としての誇り」を育ててくれるはずです。​私も園長として、職員の皆さんに絶対に嘘はつかない。その覚悟で、明日も誠実に向き合っていきたいと思います。

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