投稿者: rino_admin

  • ​【園長の視点】AI時代に求められる「非認知能力」とは?枠にはめる保育から、個を伸ばす保育へ

    こんにちは、佐伯リノです。

    ​最近、AIの発達とともに「教育」や「保育」のあり方が社会全体で大きく変わってきているのを感じます。皆さんの園では、どのような変化を感じていますか?​

    ■ 「認知能力」から「非認知能力」へ​私が現場にいた頃は、いわゆる「認知能力」を育むことが重視されていました。​ひらがなが読み書きできる​数字がわかる​言われた通りに座って待てる​集団のルールに従える​こうした「目に見える成果」や「扱いやすさ」が評価される傾向にありました。もちろん、これらも大切な力です。しかし、AIが知識や計算を代行するこれからの時代、もっと重要なのは「非認知能力」だと言われています。​

    ■小さな頃からの「選択」が心の土台を作る​乳幼児期から「自分たちで考え、選択する」経験を積むこと。「自分は何をしたいのか?」「何を表現したいのか?」という自分の心の声に耳を傾けること。​AIには真似できない、人間ならではの「感じ、考え、表現する力」を育むことこそが、これからの社会を生き抜くための「心の土台作り」になると私は確信しています。​正直に言えば、子どもたちを一定の枠にはめるほうが、保育者としては管理しやすく、日々の業務はスムーズかもしれません。​でも、長い目で見たとき、私たちは子どもたちにどんな大人に育ってほしいのでしょうか?単に「勉強ができる子」を育てるだけで、これからの複雑な社会に適応していけるのでしょうか。​当園でも今、保育環境を根本から見直しています。職員一人ひとりが子どもを認め合い、子どもたちがのびのびと、自由に楽しみながら生活できる場を目指しています。

    ​■ 大切なのは「バランス」と「その子らしさ」

    ​決して、認知能力(読み書きなど)が不要だと言っているわけではありません。大切なのは「バランス」です。お勉強が好きな子もいれば、そうでない子もいます。​難しく「非認知能力を鍛えなきゃ!」と考えるのではなく、「その子が求めているもの、楽しめるものは一体何なのか?」に寄り添うこと。個々の「好き」を伸ばすこと。その結果として、生きる力が育まれていくのだと思います。​最後に​枠からはみ出すことを恐れず、個々の個性が光る保育へ。私たち保育者自身も、AI時代に負けない「柔軟な視点」を持って、子どもたちの無限の可能性に伴走していきたいですね。

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  • ​【園長の視点】「できない理由」を探すのは終わり。役職者に求められる「柔軟な想像力」とは?

    こんにちは、佐伯リノです。​

    先日、主任と会議の日程調整をしていた時のことです。私がいくつか候補日を出したのですが、返ってくるのは「その日は休憩が回らないので難しいです」「この日は〇〇があるのでできません」という、できない理由ばかりでした。​シフトをよく見てみると、工夫次第でどうにかなりそうな日もあります。そこで、私は心の中でこう思いました。「『できない』ではなく、『どうすればできるか』を考えるのが役職者の役割ではないか」と。

    ​■ 「いつものやり方」に縛られていませんか?​

    「いつもの休憩の回し方」だと、確かにその日は回らないかもしれません。でも、本当にそれしか方法はないのでしょうか?​休憩の順番を少し入れ替えてみる​新しい回し方を試してみる​今までのやり方にこだわる必要はありません。やってみたら案外、「こっちの方がスムーズだったね!」なんて発見があることも多いものです。​「できない」という言葉が先に出てしまうと、そこから思考はストップしてしまいます。前に進むためには、まず「この日に会議を設定するには、どう動けばいいか?」と問いを立てることが大切です。

    ​■ 役職者に必要な「3つの力」

    ​私は、主任やリーダーといった役職者には、次の3つの力が必要だと考えています。

    ​イメージする力:既存の枠を超えて、別のパターンを頭の中で描く。

    ​想像する力:それを実行した時、現場がどう動くかを先読みする。

    ​実践する力:不安があっても、まずはフランクに試してみる。

    ​一生懸命に考えてくれているのはよく分かります。だからこそ、今はあえて口出しせずに様子を見ていますが、彼女たちが「できない理由」の壁を自ら壊して、柔軟に動けるようになってくれることを期待しています。

    ​ 皆さんの園の主任さんはどうですか?​あなたの周りの役職者の方は、どうでしょうか?「前例がないから」「忙しいから」と、可能性に蓋をしていませんか?​組織を動かす立場にある人が、一番柔軟で、一番想像力豊かであること。それが、現場の先生たちがのびのびと働ける環境作りにも繋がっていくのだと信じています。

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  • ​【園長の視点】「苦手」は終わりじゃない。その先の「どうなりたいか」が自分を成長させる

    ​こんにちは、佐伯リノです。

    ​先日、主任と面談をしていた時のことです。彼女はとても責任感が強いのですが、ついこんな言葉を口にしてしまいました。「仕事が遅くてすみません」「全然わかっていなくて、ダメなやつですみません」と。​自分を卑下して、謝ってしまう。その気持ちは分かりますが、私はあえて彼女にこう伝えました。

    ​■「苦手」で思考を止めていませんか?

    ​「苦手です」「できません」という言葉は、時に思考を止めてしまう魔法の言葉になってしまいます。​ピアノが苦手だから、弾けません。​パソコンが苦手だから、できません。​制作が苦手だから、無理です。​「苦手」と言えば、その場は許されるかもしれません。でも、それではいつまで経っても現状は変わりません。大切なのは、「苦手な自分をどう成長させたいか?」を考えることではないでしょうか。

    ​■ 私自身の挑戦:数字という「巨大な壁」

    ​偉そうなことを言っている私ですが、実は数字が本当に苦手でした。園長という立場上、収支計算や予算管理は避けて通れない仕事です。最初は「こんなこと、私にできるようになるの?」と途方に暮れたこともあります。​でも、分からなくても向き合い、一つひとつ失敗を重ね、試行錯誤を繰り返しました。するとある時、ふと霧が晴れるように「あ、こういうことか!」と理解が深まる瞬間がやってきたのです。​向き合うことを諦めなかったからこそ、今の私があります。まだ分からないことも多いですが、分かるようになろうと日々努力しております。

    ​■「どうありたいか」が未来を創る

    ​人は誰でも、ついつい楽な方へ流されてしまいがちです。でも、壁を乗り越えて「できるようになった」とき、そこには昨日よりも成長した新しい自分が待っています。​「できないこと」が悪いのではありません。「どうなりたいか」「どういう自分でありたいか」という目標を持つことが大切なのです。​できないと言い続ける自分より、一歩でも前に進もうとする自分の方が、ずっと素敵だと思いませんか?

    ​■最後に​

    もし今、あなたが「苦手」にぶつかって立ち止まっているなら、少しだけ視点を変えてみてください。「どうしたらできるようになるかな?」その問いかけが、あなたを大きく成長させる第一歩になります。​私もまだまだ修行の身。皆さんと一緒に、昨日より一歩進んだ自分を目指していきたいと思っています!

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  • ​【園長の喜び】「あそこは良い保育園だった」― 卒園した保護者様から届いた、最高の贈り物

    こんにちは、佐伯リノです。

    ​新年度に向けた慌ただしい日々の中、先日、上司からとても心温まる報告を受けました。それは、私たちが信じて続けてきた「保育」が、間違っていなかったと確信させてくれる出来事でした。

    ■ 思わぬ場所で届いた「かつての保護者様」の声​

    私の上司が仕事先で出会った相手。なんとその方は、かつて私たちの園にお子さんを預けてくださっていた「元の保護者様」だったそうです。​その方は上司に、こうおっしゃってくださいました。「あそこは本当に良い保育園でした。保育士さんの対応が、本当に素晴らしかったんです」​この言葉を聞いた瞬間、胸がいっぱいになりました。卒園して数年経ってもなお、当時の温かい記憶が保護者様の中に残っている。これほど保育者冥利に尽きることはありません。

    ​■ 「日々の保育」は、決して裏切らない

    ​毎日、目の前の子どもたちと丁寧に向き合い、愛情を持って接すること。それは、決して派手なことではありません。時に「このやり方でいいのかな?」と迷うこともあるかもしれません。​でも、今回確信しました。「日々の保育は、絶対に裏切らない」ということです。​私たちが「何を大切にすべきか」という軸をブレさせず、職員全員が同じ方向を向いて進んできたこと。その積み重ねが、こうして時を越えて評価していただけた。日々現場で頑張ってくれている職員一人ひとりへの感謝の気持ちでいっぱいです。

    ​■ 皆さんの園には「ブレない軸」がありますか?​

    保育園によって、目指す姿は様々だと思います。でも、大切なのは「これだけは譲れない」という信念を、職員全員が深く理解していることです。​子どもの尊厳を守ること。​保護者様に寄り添うこと。​愛情を持って丁寧に接すること。​当たり前のことを、当たり前に、そして誠実に。その一歩一歩が、周り回って「地域の評判」となり、いつか自分たちを助けてくれる大きな力になります。​

    ■最後に

    ​今回の報告は、私にとっても、職員にとっても大きな自信になりました。これからも、どんなに忙しくても「大切なもの」をブレさせず、子どもたちにとっての最高の居場所を作り続けていきたいと思います。​皆様の保育園では、絶対にブレさせたくない「大切にしたいもの」はありますか?

    参考に⭐️

  • 【園長の視点】「着替え」をさせるのが保育?乳児クラスで最も大切な「心の安全基地」を忘れないために

    こんにちは、佐伯リノです。​

    先日、当園のパート保育士さんから、ある切実な相談を受けました。その内容は、保育の本質を問い直す非常に重要なものでした。

    ​■ 「人見知りの子に、無理やり着替えをさせて」

    ​0歳児クラスに入ったそのパート保育士さんに、担任からこんな指示があったそうです。「(子どもが)人見知りで拒否しているけれど、着替えさせてほしい」と。​相談してくれたパートさんは、戸惑いながらこうおっしゃいました。「子どもがこれだけ嫌がっているのに、無理に関わることが、この子にとって本当に意味があるのでしょうか……」​私は、その言葉に胸が痛みました。乳児保育の基本は、「安心できる環境の中で、大人との信頼関係を築くこと」。それがすべての土台です。その土台を無視して、無理やり着替えという「タスク」をこなすことが、果たして「適切な保育」と言えるのでしょうか。​

    ■ 「知識」と「行動」の間に生まれる溝​

    当園でも、不適切保育の防止や人権セルフチェック、乳児保育の研修など、学ぶ機会はたくさん設けています。​しかし、いざ日々の業務に追われると、頭では理解していても、行動が「効率」や「しつけ」に偏ってしまう。「自立させなきゃ」「ちゃんとさせなきゃ」という焦りが、子どもの心への配慮を追い越してしまう。これは、私自身も園を運営する立場として、非常に大きな課題だと痛感しています。

    ​■ 「声」が園長まで届く組織のあり方​

    もう一つ、今回の件で反省したことがあります。それは、パートさんが担任や役職者を飛び越えて、直接私(園長)に相談に来たという点です。​本来であれば、まずは現場のリーダーや役職者がその悩みを受け止め、解決に動く。その上で園長に報告が上がるという構図が理想です。直接話してくれたことは嬉しい反面、現場内でのコミュニケーションや関係性に、まだ課題があることを突きつけられました。​

    ■最後に

    ​今回の件はすぐに主任・副主任と共有し、現場のフォローを指示しました。しかし、一度伝えて終わりではなく、今後も丁寧に、根気強く現場の姿を見ていく必要があります。​皆様の園では、同じような事例はありませんか?「当たり前」だと思っている日々の指示が、子どもの人権や信頼関係を傷つけてはいないか。​私たち保育者は、常に自分たちの姿を問い直し続けなければなりません。子どもたちが「この先生なら安心」と思える環境を、本当の意味で作っていきたい。そう強く感じた出来事でした。

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  • 【園長の想い】「やってみたい」を形に。職員のアイデアが園を変える、最高の瞬間

    こんにちは、佐伯リノです。

    ​皆さんは現場にいて、「こんな保育がしたい」「環境をこう変えたい」と思ったとき、それを諦めてしまった経験はありませんか?​実は私自身、現場にいた頃は「あれができない」「これをやりたかったけど諦めた」という思いをたくさんしてきました。だからこそ、園長になった今、何よりも大切にしていることがあります。​それは、「保育士がのびのびと、自分の理想を形にできる環境を作ること」です。

    ​■「小さな予算」に込めた、大きな期待​

    新年度に向けて、当園では今、保育環境を大きく変えようとしています。私は職員たちに「限られた予算内なら、好きなように考えていいよ」と伝えました。決して大きな金額ではありません。でも、自分たちで考え、工夫し、環境を創り出す楽しさを味わってほしかったのです。​すると最近、とても微笑ましい光景を目にしました。

    ​■「自信のなさ」を「形」に変えた一言

    ​ある担任の先生が、主任に「保育環境をこんな風に変えてみたい」と相談していました。実はその先生、日頃から「自分は保育に自信がない」と悩んでいた方。でも、そのアイデアを耳にした主任は「素晴らしい!ぜひやろう!」と手放しで絶賛したのです。​私は少し離れたところでそのやり取りを耳にしていたのですが、互いを認め合い、高め合う二人の関係性が本当に素敵で、思わず胸が熱くなりました。​その後、主任が私のところへ「担任がこんな素敵な案を出してくれたんです。実践してもいいですか?」とキラキラした表情で提案に来てくれました。もちろん、即座に承認しました。​

    ■ 「認めてもらえる」ことが、プロとしての自信になる​

    自分の思いを発信し、それを受け入れてもらえる。「やってごらん」と背中を押してもらえる。この経験こそが、保育士としての専門性を高め、何より「自分はこれでいいんだ」という強い自信に繋がります。​「失敗したらどうしよう」という不安はあるかもしれません。でも、やってみなければ分からない。だから私は、フランクに「まずはやってみよう!」と言える園でありたいと思っています。​

    ■最後に​

    皆さんが働いている園では、自分の思いを伝えられていますか?決まりきった環境の中で、立ち止まっていませんか?​職員たちが生き生きと、自分たちの理想の環境を作っている姿を見るのは、園長としてこれ以上ない幸せです。保育士がのびのびしていれば、子どもたちも必ずのびのび育ちます。​私たちはこれからも、挑戦を恐れず、子どもたちの笑顔のために「新しい保育」を形にしていきます!

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  • ​【園長の喜び】「私なんて…」と泣いていた職員が、自ら新しい挑戦を選んだ理由

    こんにちは、佐伯リノです。

    ​新年度に向けた職員配置を考える時期。今日は、ある一人の職員の「心の変化」に私が涙が出るほど感動したお話をさせてください。​

    ■「できていないところ」ばかり探していませんか?

    ​彼女はとても真面目で責任感が強いのですが、自分に自信が持てず、いつも「自分は保育士に向いていないんじゃないか」「うまくできない」と悩んでしまうタイプでした。​定期的な面談でも、自分の至らない点ばかりを数えては、不安から涙を流してしまう。そんな彼女に、私はいつも伝え続けてきました。​「自信を持っていいんだよ。あなたはこれだけのことができているよ」​「誰かと同じようにできなくていい。人には得意・不得意があるのだから」​「できない自分を責めるより、自分ならどうできるか?を一歩だけ考えてみよう」​彼女の強みに光を当て、ありのままの姿を肯定し続けました。​

    し「不安だけど、やってみたい」という奇跡の言葉​

    そんな彼女から、先日、驚くような言葉が飛び出しました。​「今まで受け持ったことのない担任に、挑戦してみたいです」​これまで新しいことや未経験のことに強い不安を感じていた彼女が、自ら「一歩踏み出したい」と言ってくれたのです。「不安はあるけれど、やってみよう」と思えたこと。その前向きな変化が、私は何よりも嬉しかった。​彼女の「変わりたい」という意志を尊重し、新年度は新しい環境で挑戦してもらう配置に決めました。​

    ■ 不安を「一歩」に変える考え方​

    彼女が変われたのは、何より彼女自身が「自分を変えたい」と強く願ったからです。職員が成長していく姿を見守れること。これこそが、園長という仕事をしていて最高に幸せを感じる瞬間です。​皆さんも、新しい環境や仕事に対して不安や心配があるかもしれません。でも、その心配を「どうすれば心配じゃなくなるかな?」という問いに変えてみてください。​「自分なら、こうできるかもしれない」そう思えたとき、人は少しだけ前に進めるのだと思います。​

    ■最後に

    ​不安があっても大丈夫。自分の得意を伸ばし、自分なりの歩幅で進んでいけばいいのです。彼女の新しい挑戦を、私は全力で応援していこうと心に誓いました。​皆さんも、自分の可能性を信じて一歩踏み出してみませんか?

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  • ​【園長のつぶやき】「保育だけ」の時代は終わった。業務効率を劇的に変える「考える力」

    こんにちは、佐伯リノです。

    ​日々、複数の園を回りながら運営に携わっていますが、最近つくづく感じることがあります。それは、保育現場における「業務効率」への意識の差です。

    ​■「一生懸命」だけでは終わらない仕事量​

    保育士さんは、どちらかというとパソコン作業やデジタル関係に苦手意識を持っている方が多いかもしれません。現場で子どもと向き合う時間は、確かにパソコンを触ることはありません。​しかし、園を運営し、より良い環境を作るためには、事務作業や情報共有は避けて通れない仕事です。私が役職者の方々に「この書類を作成してほしい」とお願いしても、驚くほど時間がかかってしまうことがあります。​「仕事が多すぎてアップアップしています」という声も聞きますが、横で見ていると、仕事量そのものよりも「いかに早く、効率的に終わらせるか」という戦略が欠けているように感じるのです。

    ​■ スキルアップは「子どもたちの時間」を作るため​今はAIが劇的に進化している時代です。

    手紙を一つ書くにしても、業務を一つ進めるにしても、ただ言われたことをやるだけでは、いつまで経っても時間は足りません。​どうすればもっと早く終わるか?​このツールを使えば効率化できるのではないか?​そうやって常に考え、パソコンスキルを磨くことは、決して「事務が得意になるため」だけではありません。無駄な時間を削ることで、保育士が本来の仕事である「子どもと向き合う時間」を最大化するためなのです。

    ​■ 学び続けることが、自分を守る武器になる​ 

    保育園にはパソコンの台数が足りないといった物理的な問題もあるかもしれません。でも、これからの時代、保育士は「子どもが見られる」だけの存在では不十分だと私は確信しています。​新しい知識を学び、技術を取り入れ、いかにスマートに仕事をこなすか。その努力を怠らないことが、結果として自分自身のゆとりを生み、専門職としての価値を高めることに繋がります。

    ​最後に​皆さんは、日々の業務をどう進めていますか?もし、「忙しくて回らない」と感じているなら、一度立ち止まって「やり方」そのものを疑ってみてください。​私も、職員たちがより効率よく動けるよう、AIの活用や環境整備など、園長としてできるフォローを全力で続けていきます。共に学び、成長していきましょう!

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  • ​【プロの視点】保育士に不可欠な「想像力」と「段取り」―かつての苦労が今の私を支えている―

    こんにちは、佐伯リノです。

    ​保育士として仕事をする上で、私が大切だと思っている一つに「想像する力」と「段取り」と思っています。

    ​■「一挙手一投足」に専門性を宿らせる

    ​私は、年長クラスの担任を持った際に、この「想像力」を徹底的に叩き込まれました。例えば、子どもたちの前でダンスを踊る時。​子どもと対面で踊る時は、子どもが右手を出しやすいように自分は左手から動かす。​子どもに背を向けて踊る時は、自分も右からスタートする。​対面用と背面用、常に2パターンの動きを完璧に覚えなければなりませんでした。「子どもは純粋で、見たままを真似する。だから、大人が中途半端な見本を見せてはいけない」そう教えられた経験が、私の保育士としての背筋を伸ばしてくれました。​

    ■ 「見通し」が、子どもの安全と集中を作る

    ​設定保育一つにしても、想像力は欠かせません。​この内容なら、子どもたちは何分で飽きるだろうか?​この言葉掛けで、子どもたちは理解できるだろうか?​どこにどんな危険が潜んでいるだろうか?​「どうしたらいいですか?」と聞く前に、子どもたちの動きを1から10までイメージし、言葉一つひとつを吟味してメモを取る。この「段取り」こそが、保育の専門性そのものなのです。​今の職場は乳児保育が中心で、幼児クラスの経験者が少ないため、当初はこの「イメージする力」が弱く、私の話がなかなか伝わらない時期もありました。​

    ■ 数年越しの感動。職員の成長という宝物​役職者の方々にも、行事の段取りや事前確認の重要性を、それこそ「手取り足取り」伝え続けてきました。すると最近、嬉しい変化があったのです。​「次の行事に向けて、事前にここを確認しておきましょう」と、リーダーたちが自らミーティングを開き、職員間で共有・決定してくれるようになりました。口酸っぱく伝え続けて数年。段取りを整えて行事を大成功させた経験が、彼女たちの自信となり、「一致団結して備えることの大切さ」を学んでくれたのです。その成長を目の当たりにした時は、本当に感動しました。

    ​最後に​若い時の苦労は、決して無駄にはなりません。特に年長担任などの「大変な経験」は、自分の人生において大きな糧になります。私自身、30代半ばで家事と育児を両立しながら年長を受け持った時期は、正直「とっても大変」でした。でも、あの経験があったからこそ、今の園長としての私があります。​「大変そうだから」と避けるのではなく、チャンスがあるならぜひ飛び込んでみてください。その先にある景色は、あなたを最高の保育士へと成長させてくれるはずです。

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  • ​【園長の視点】子どもは大人を「観察」している。色メガネでその無限の可能性を潰していませんか?

    こんにちは、佐伯リノです。​

    保育をしていると、ついつい「大人が子どもを動かしている」という感覚になりがちです。でも、私は常々こう思っています。​「子どもたちの方が、私たち大人よりもずっと賢く、鋭く大人を観察している」と。

    ​■ 「厳しい先生」と「信頼できる先生」を使い分ける子どもたち​

    子どもたちは、たとえ言語能力が未発達であっても、驚くほど正確に相手の「本質」を見抜いています。​例えば、威圧的で厳しい先生の前では、「怒られないために、自分の思いは言わないでおこう」と振る舞います。一方で、心から信頼できる先生の前では、積極的に思いをぶつけ、のびのびと自分を表現します。​これは子どもたちが、「この人は心を許せる相手か、自分にとって不利にならない相手か」を必死に判断している証拠なのです。​

    ■「できない」という色メガネを外して

    ​保育現場で、「〇〇君は話を聞かないから」という声を聞くことがあります。でも、それは本当に子どもの能力の問題でしょうか?​先生の前だから、怖くて喋れないだけではないか?​大人の話が面白くないから、刺さっていないだけではないか?​私たち保育者は、自分たちの「物差し」や「固定観念」という色メガネで子どもを見てはいけません。かつて私が担当した年長クラスの子どもたちは、長年厳しい環境にいたことで、食欲を失い、自分の思いを口にすることすら諦めてしまっていました。​「この人は話を聞いてくれる」と気づいた瞬間に、子どもたちの表情は劇的に変わります。しかし、乳幼児期に固まってしまった心を1年でほぐし切るには、限界があることも痛感しました。だからこそ、乳幼児期の関わりは本当に重要なのです。子どもの自由な発想を丸ごと受け止め、「何がしたかったのかな?」と常に寄り添う姿勢。その積み重ねが、子どもの一生を支える自信になります。​同時に、保育士さんが余裕を持って子どもに向き合える環境作りも、私の大切な仕事です。​しっかり休憩時間を確保すること​事務作業などの「ノンコンタクトタイム」を作ること​先生たちにゆとりがなければ、子どもたちの小さなサインに気づくことはできません。​

    最後に​大人の都合で、子どもの無限の可能性に蓋をしてはいけません。「子どもに見られている」という自覚を持ち、私たち自身が日々学び続け、子どもたちが心から安心できる環境を作っていきましょう。

    ご参考に^⁠_⁠^!